毎日真夏日が続いてますね。

この時期、『病院から退院するので すぐに入れる施設を探してほしい』『安い値段で入居できる施設はないか?』という内容のご相談をいただくことが増えてきました。

住み慣れた自宅から施設に移る という決断はとても難しいことですが、この時期は 施設入居を決断したきっかけが  脱水症状を起こして入院となった ということが多くなります。

 1人暮らしの高齢者が、ご家族からこまめに水分を補給するように・・と再々言われているのに、気づかぬうちに脱水症状を起こして入院となってしまった。ご家族は またこのようなことがあったらどうしよう、やはりこのまま一人暮らしは難しいのではないかと不安になり、安心して生活してもらえるよう 入居できる施設を探してみよう というケースが増えます。

 

実際に一人暮らしの高齢の方の家を訪問した際に、

35度以上の気温の中でもクーラーを入れず上着を羽織っていた。 脱水症状になるのではないかと心配し 冷蔵庫のお茶を差し出すと 一気に飲み干された  ということもありました。

 

自覚症状のない脱水症の初期症状の「かくれ脱水」は、高齢者にとてもおこりやすい症状です。

その理由は、高齢者は加齢とともに体液が50%まで減少してしまっていることに加え、

①筋肉量が低下している

②のどの渇きを自覚にくい

③利尿作用をもつ薬を服用している(高血圧、心臓病、糖尿病など)

④トイレの心配で 外出時、就寝前の水分補給を控える

⑤食事量が低下している

などがあげられます。

 

節電意識も高まっていますが、熱帯夜が続くと 家にこもった熱が下がりにくく夜間に室内で熱中症をおこしてしまう危険性も高くなります。

適度にクーラーを利用して室温管理を行い、こまめな水分補給をして下さい。特に 寝起き 就寝前にはコップ一杯の水分補給をお忘れなく。

 

参照)WEB“かくれ脱水JOURNAL”