介護期間は平均4年11カ月

生命保険文化センターが行った調査で、過去3年間に介護経験がある人に、どのくらいの期間介護を行ったのかを聞いたところ、介護を行った期間(現在介護を行っている人は、介護を始めてからの経過期間)は平均59.1カ月(4年11カ月)になりました。4年以上介護した割合も4割を超えています。

また、介護に要した費用(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)は、住宅改修や介護用ベッドの購入などの一時費用の合計が平均80万円、月々の費用が平均7.9万円となっています。

このデータから単純に考えると、

一時費用+(介護期間×月々の費用)=80万円+(4年11か月×7.9万円)=約546万円

が介護に必要な平均的な費用の目安金額となります。

 

 

<生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」/平成27年度>

出典)公益社団法人日本生命保険文化センター「介護にはどれくらいの年数・費用がかかる?」