豊中市庄内の利用者様宅に訪問してきました。
この方は、今月末に高齢者施設への入居が決まっています。
今日の訪問は、引っ越しと不用品用品処分業者の見積もりに立ち会うためです。
高齢者施設に持っていくことができる物の量や大きさは限られます。
一人暮らしの方や身寄りのない方の場合は、施設に持っていくもの以外は、誰かに譲るか処分しなければならないものとなってしまいます。
長く暮らした住まいを離れる場合には、物の量も多くなっていることが多いため、施設に持っていくもの、施設には持っていけないがまだ使えるので買取してもらえるもの、処分しなければならないものに分けるだけでも結構な時間と労力がかかります。
当社では、今回のような引っ越し・不用品処分の見積もり時には、必ず同席させていただくことにしています。
そのメリットとして、
・実物を見ながら、施設に持っていけるもの、持っていけないもの、必ず必要なものを一緒に確認することができ、利用者さんの混乱が少ない
・一緒に必要なもの・不要なものを決めていくため、利用者さんの思いに沿うことができること
・認知症や難聴の方など、コミュニケーションの取りづらさがある場合、業者とのトラブルを避けられること
などがあります。
モノには利用者さんの思いが詰まっています。
気持ちの整理がつかないまま、施設入居のスタートに向けて準備しなければならないことも多いです。
必要なものと処分するものに間違いはないか、見積もり額に違いはないか、回収当日に指定された場所に出しておくよう再度確認すること・・など細かな部分をサポートさせていただきました。
私共が利用者さんの心に寄り添いながらお手伝いさせていただくことで、少しでも気持ちよく、スムーズに新たな生活のスタートをきっていただくことができれば・・思っています。
今回の利用者様にも、「まんぷくほーむ」(豊中市の子ども食堂)が炊飯器を必要としていることをお話したところ、快く譲ってくださいました。
利用者様の新たな生活のスタートとともに、この炊飯器も新たな場で活躍してくれることと思います。
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