『どうしても 餃子が食べたい!!』

と、利用者さんが一言。

 

この方は、7月に病院退院後、自宅に戻ることなくそのまま豊中市の高齢者施設に入居されました。そのためご自宅の荷物の処分がまだ終わっていない状況でした。

引っ越し業者に依頼し、自宅の片づけと不要になった家財処分のお手伝いに行ったその日のことでした。

 

『餃子が食べたい』、この強い願いにご家族の了解もあり、一緒においしい餃子のお店に行くことにしました。

杖を使っての歩行もおぼつかない様子でしたが、お店の方の気遣いもあり無事に席に着くことができました。

最近は薄味の食事が続いているためか食事量が減っていたようですが、ウソのように箸が進む!ススム!!

かどや飯店伊丹空港店

念願の餃子!

当社が別事業で展開しているデイサービスでは約120名の利用者様がおられます。

半日の入浴型デイサービスということもあり、3時間内に利用者さんと一緒に外出するのはとても難しいです(さらに役所もデイサービスの外出には厳しい!ですし・・・)。

デイサービスの利用者さんが『どうしても餃子を食べたい!!』と言われたとしても、その希望をかなえ一緒に餃子を堪能することは困難です。仮にお一人のご希望をかなえられたとしても、あとの119名の方のご希望をかなえることは到底無理です。

 

施設紹介の仕事は、利用者さんと一対一で向き合える。

この仕事だからこそ、いろいろなしがらみを気にせず人としてのつながりを大切にすることもできる。

この仕事を始めてよかった。そう思えた一日の終わりでした。

当社では、施設入居に伴う引っ越しや家財道具の片づけなどもお手伝いさせていただいています。

今後入居を考えているけれど、引っ越しや自宅の片づけはどうしよう・・という不安を抱えておられる方もぜひご相談ください。